#31 残夏日記
今日はなんだか暑かった気がする。
気がするだけかもしれない。外には出てないから。
今日も相変わらずノートを書いて終わった。夜になってから少し絵は描いたけど、今日は珍しく通話も行かずに、ずっと勉強。
確かにいろいろ覚えられた気はする。えらい。
ただ散歩に行くべきだったかなと、少しだけ後悔している。
今日も一日中憂鬱だった。リフレッシュでもしておくべきだった。
まぁいいや。
今日書くことが少ないのは、普通に眠たいというか、書くことが本当にないから。
確かにテンションは低いけど、勝手に手が動いてもくれないや。だめだな。
明日に備えて寝なくちゃ。なんとかがんばろう。
#30 ゲーム日記
今日は病院に行って、スーパーに行って、友人のゲーム勧めに付き合って、勉強した。
THE・いつも通り。
同じゲームを友人とやるのは、良いことだなと思う。
同じことの話で盛り上がれるのはとても良いこと。楽しいし、盛り上がるし。
ただ、仲の良い友人でも、協力型のゲームだとか、マルチプレイのゲームはやりたくない。それだけは僕がだめだ。
だから一人用ゲームを、一緒に進めていく。それが一番好き。
対戦型とか、協力型とか、種類は何でもいいけれど、特にマルチプレイのゲームは駄目だ。僕が駄目。
味方の迷惑とか、懺悔とか、そんなのばかりでゲームにならない。
別にゲームなんてそんなもんだろう、とも思うけれど、やはり人間は「勝ちたい」心が根底にある。
僕にはその負けず嫌い心も、向上心もないから、そういうのには向かない。
それ以前に、負けるわけにはいかない、自分が足を引っ張るわけにはいかない、という心になってしまって、ゲームどころじゃない。
これはまぁ、ゲーム関係ですぐにキレる友人が近くにいるからだろう。
別に悪いことではないのだけど、やっぱりその光景を見ていると、いざ自分が迷惑をかけた時のことが心配になる。
仲が良くてもゲームはやりたくない。これだけはいくら友人が変わろうと、変わらない考えな気がする。
要はアドバイスをするのも疲れる、ということだ。
今日は身体ともに元気ではあるけれど、今は若干頭が働いていない。いろいろ読んでておかしいなと思う部分はあるけど、代わりが思いつかないからこのままにしておく。ちゃんとした文を書くのは今の状態じゃ無理だ。
そんなことより勉強しよう。まだ満足にまとめられてない。
統計学の謎は深い。
#29 散歩日記
今日は何をしていたのかよく思い出せない。
いや、勉強はした。それから散歩にも行った。
何を買ったんだっけ。今飲んでるコーヒーは今日買ったものだったっけ。
そうだ。今日のだ。
という具合に、記憶がぼんやり。
今日はあんまり文が浮かんでこないというか、脳が動いているから、昨日とはまたちょっと違う状態なんだと思うけど。
単純に今日のことが曖昧。あぁそうだ、本屋にも行った。本買った。アイスも食べた。
学校が始まったから、夏休みよりも運動時間は増えたはずだけど、やっぱり歩くのは疲れる。
疲れる、というか、なんだろう。片頭痛のせいなのかもしれないけど、運動をするとどうしても頭が痛くなる。
今日はなんだか、やたら目の前がチカチカしていた。それすら忘れてた。どうしたんだ今日は。
まぁいいや。今は元気。
そこまで気分も沈んでない。はず。日記の文字数が少ないのが何よりの証拠。
明日は、明日こそは統計学の勉強をしよう。逃げるな。
それから絵も描こう。描きたいのがあるだろ。
さぁ頑張るぞ。明日も。
#28 心象日記
休日。
創作したり、ゆっくり寝たり、いろいろできた。
勉強は、まぁ、夜に少しだけやったからいいや。
後は寝る前までもう少し進める。
最近、妙に心がそわそわしているというか、落ち着かない。
学校が始まったことで勉強への焦燥感がまた顕著に出ているのかもしれない。
けど、それともまた違うような気がする。
分からない。イライラ、そわそわ、そのどちらでもないし、そのどちらとものようで、二つの中間、みたいな。
そういう、微妙な気持ちがずっと続いている。
引っかかっている原因的な物は分かっている。分かってはいるんだけど、どうしたらいいのか分からない。
自分が余計なことを言ったからこうなっているのだという気もするし、逆に何も言わなかったせいでこうなっているのかもしれないという気もする。これも分からない。
どうすればいいのか、分からない。
以前も自分の無意識な言動で人に嫌な思いをさせたのに、今回もまた、分からない。自分の行動が良かったのか、悪かったのか分からない。
普段なら、何かを描いているとき、書いているとき、考えるとき、いろんなことが映像になって、頭の奥に流れるはずなのに、
今日はうまく流れなかった。いつも鮮明な映像なのに、明るさを最大まで下げたスマートフォンの画面のような、とにかく暗い映像だった。
でも、ある意味、僕の心の中の世界に近い景色でもあった。
雨が降っていて、空は黒くて、重々しくて、暗い世界。
好きなのは青空。青い空が好き。だけど、自分に似合うのはきっと、そういう灰色の世界なんだろうと、常々思う。
でも、前の日記には、幽霊だから空が好き!だとか、そういう間抜けな文を書いていた気もする。
もしかしたらこう思うのは、こうやって何も考えることなく、勝手に手が動くように文を書いている、こういう状態の時だけなのかもしれない。
そんな大層なものでもないけれど、本当に、別人のような気分だ。躁と鬱なんてそんなものなのかもしれないけれど。
昼間みたいな、鼻歌を歌って、ゲームを片手に小説を書いていた自分が、別人に見えて仕方がない。
今は到底、歌えるような気分じゃない。
ただぼうっとパソコンの画面を見つめて、ぼうっとキーボードを打っている。
瞬きも呼吸も忘れそうなくらい、ぼうっと。
頭の中は体感的には空っぽ。空洞。だけどこの文は書けている。
こう書こう、と思っているわけでは別にないのに。勝手に出てくる。勝手に打たれる。変な感じ。僕はただ口を半開きにして、ただ手の動くままに文字を打ってるだけ。
昨日、一昨日の日記とは大違いだ。こんなにも長い。普段は書くことなんてあんまりないのに。
きっと、日記を書きたいと思ったあの日も、こんな感じだったんだろう。そうじゃない日は短かったり、書くのを忘れたりする。
情緒も精神も安定していないのは知ってる。でも、変なの。
なんでこういう時は長い文が書けるんだろう。
乖離だとか、多重人格だとか、そういう概念はもちろん知っているけれど、そうではない。だって自分だという自覚はある。これも僕だ。あっちも僕だ。どっちも僕だ。たぶんそう。
だからそういうのじゃなくて、単純にテンションが高いか、低いかだけ。たぶん。
考えても分からない。今は頭が空っぽだから。
たぶん明日にこの日記を見たら、また自分でもうわ、とか思うんだろう。何を書いたかなんてもう既に覚えていない。読み直してもきっと頭に入ってこない。
そうだ、これからは日記を書くときに、今の状態をメモしておこうか。
そうしたら分かりやすいと思う。そういう時と、そうじゃない時の違いが。たぶんだけど。違うかもしれない。分からない。
でも良いと思う。
明日起きたら、勉強する。苦手な分野をやらないと。統計学なんてくそくらえだ。数字とは友達になれない。数式がぐちゃぐちゃになった紐にしか見えない。ぐちゃぐちゃだ。そう、ぐちゃぐちゃ。
まぁいいや。今日は寝た方がいい。きっと。
#27 昼寝日記
今日は学校が早く終わった。早すぎた。
ということで予定よりも早く帰り、午後はゆっくりと作業だ!勉強だ!と息巻いていた今日。
帰宅してベッドに転がった瞬間、寝た。寝てしまった。
やりたいことがあったのに。まだ早起きに慣れない。
気を取り直そう。明日は休日だ。
一日くらいやりたいことを詰め込んでもいいだろう。
よし、やるぞ。息抜き日だ。
というわけで、さぁ頑張ろう。やることはいっぱいあるぞ。
#26 幽霊日記
夏休みが終わる。明日から学校。早く寝ろ。
今日、友人と話していて、新たにしっくりくる自己表現?に出会ったから、残しておく。
辛いことあったらここ見なよ、僕。
前に、自分が透明人間みたいだとか、そういうことを書いた気がするのだけれど、
それを更新した。
きっと僕は、自分のことを幽霊だと思っている。
というか、そう思う方が楽だと、今日気づいた。
元より現実では影が薄くて、名前を忘れられたり、出席を飛ばされたり、そこに立っていても気づかれなかったり…とまぁ散々な透明人間なエピソードがあるわけだが。
たぶん、僕は幽霊なんだ。
だから、人に話しかけても気づかれなかったことがあるし、
食べなくても平気だし、眠りたくもないし、
死ぬことだって怖くないし、そもそも自分に興味が無い。
だって、いろいろしっくりきてしまうんだ。
そもそも、産まれる時にいろいろトラブルが起きて、死んで出てくる可能性だって大いにあった人間なんだ。
死んでいてもおかしくなかった、死んでいる可能性があった、
そういうことを、まぁ小さい頃から言われてきた、気がする。
覚えてはいないけれど、父親はこの話を僕にするのが好きだから。
きっと、「自分は死んで産まれてきた」んだと、そう認識してしまったんだと思う。
だから幼い頃から、親に自分の姿を確認してもらって、それから話し始めていたし、
定期的に透明人間になるし、自分のことがどうでもいい。
空に執着しているのも、もしかしたら、ふよふよ宙を浮いていた期間があったからなのかもしれない。
死ぬのが怖くないのは、もう自分が死んでいるからなのかもしれない。
でも痛いことや辛いことが嫌なのは、何も知らないまま、死んでから産まれたからなのかもしれない。
なんて。
それは冗談だとしても、自分を幽霊だと思うのは、何かと楽だ。
話しかけても無視された時は、「あぁ、今は見えないタイミングなのかぁ」で済むし、
人混みにいても、「僕は幽霊だから注目されない」と安心することができる。
幽霊だから、いざ話しかけられたり、存在を確認されたら「嬉しい」と感じるし、
存在を確認されなくても、「幽霊だからなぁ」で済む。
個人的に、この状態がやたら心地良い。
きっと、死んでも死にきれなくって、「人間」が気になって、人間もどきになってしまったんだろうな。
もしくは、この「幽霊」は、僕の中のイマジナリーというか、
僕を助けてくれる存在なだけで、
今日はたまたま波長が近くて、一体化に近い状態なのかもしれない。
分からない。友達だとしたらだいぶ幼いけれど。
まぁ、兎にも角にも。
人に話したら精神を心配されそうな内容ではあるけれど、それでもいい。これで僕は楽だから。
幽霊だからって犯罪に走ることもしないし、勉強だってするし、頑張って働かなきゃとも思っている。
生きることに別に楽しみも興味もなかったけれど、
未だに希死念慮も抜けないくらいの躁鬱人間だけど、
僕は幽霊だと、そう考えると、なんだろう。ちょっと人生が楽しそうに思えてきた。
ちょっとだけね。
まぁ人生なんて今はどうでもいいんだ。
とりあえず明日の授業を頑張ろう。
#27 眠気日記
昨日は久々の学校で疲れて寝た。
ので今日は早めに書いておく。
って言おうとしたらいろいろしてていつの間にか夜だった。
長い長い大学の休みが終わって、学校が再開した。
早起きはやっぱりつらい。講義中にこっくりこっくり、眠すぎて船を漕いでいる。
授業に興味がないわけじゃないんだ。聞きたいんだけど、意識が遠のいていくんだ。
ごめんね先生。いつも謝りながら教室出てるから許して。
にしても、あの眠気はどうしたらなくなるんだろう。
いや、良い睡眠の取り方は知っているはずなんだ。それこそ専門分野なんだから。
睡眠がいかに大事なのかも知っているけれど、でも、
寝てるはず、なんだけどなぁ。
まぁ、絵は学校で描けているし、家では課題をこなすだけでいいか。
まずはゆっくり慣らしていこう。20超えた大人が言えたことじゃないけど。
がんばるぞ。